「瀬戸の夜景」夜景撮影研究室 vol.0
準備編(夜景撮影に必要なもの)

夜景撮影に必要なもの
1.カメラ
2.三脚
3.ケーブルレリーズまたは、リモコンレリーズ
4.撮影媒体(フィルム・メモリーカード)

1.カメラ
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レンズ付き
フィルム
夜景が撮影出来ると宣伝している物でも写りません
明るい遊園地や、大都会の繁華街なら何とか写りますが、それ以外は写りません
ズーム     
コンパクトカメラ
製品や撮影条件によっては撮影可能です
シャッタースピードが1秒前後まで使えるカメラなら、ズームを広角側にすれば明るい場所での撮影は可能です
( 明るい場所とは、遊園地・大都会の繁華街やビル群・ルミナリエ・ライトアップされた建物等 )
シャッタースピードが8秒位まで使えるカメラなら、近景から中景位までは十分写せます
※ 手持ちのコンパクトカメラがあれば、まず撮影してみてください
  意外に綺麗に写る可能性がありますので、試してみないと損です
15年以上
昔のカメラ
ズームコンパクト以前のカメラには、F1.7〜2.8の明るいレンズがついていました
『 ロウソクの明かりでも写せます 』 で売れた、ヤシカエレクトロ35は F1.7付き
それに、バルブ付きも珍しくありませんでした( 現在中古で¥2,000位の超低価格 )
バルブがあれば何でも写せますが、電池が手に入らない可能性がありますので、注意が必要です
一眼レフ
本来特殊撮影用に開発されたカメラですから夜景に限らず写せないものは何もない?
ただし、一部の低価格カメラ(たとえば、nikon F60)は、バルブがありませんのでコンパクトカメラ同等品です
夜景撮影の場合、自動機能は何も使いません 最近の電子カメラはマニュアルが使いにくいので逆に不便
夜景専用なら、中古のマニュアルタイプが安く手に入りますのでお勧めです(¥20,000前後 or 以下)


デジカメ
機種によって様々ですが、条件が良ければ一眼レフより綺麗に写ります
デジカメは、低価格機・高級機に関係なく大都会専用カメラだと思ってください
明るさが揃っている場所では、抜群に綺麗に写ります
  例 : 横浜の夜景 → Yokohama Night Club デジカメ夜景のお手本になるような美しい写真が多数あります
     神戸の夜景 → KOBE TOM さん( 綺麗なパノラマ夜景を掲載されています )
逆に地方都市のように、光りがポツポツのところでは、かなり工夫が必要です
明るいレンズに長時間露光(8秒以上は無意味)が出来る高級機でも多少良いくらいで、
地方の夜景については、コンパクトより多少まし位に考えておいた方が、ガッカリしなくて済みます。
※ デジカメの最大の利点は、そのままPCにデータが送れる事です
フィルムの場合は、
  フィルムスキャナーで取り込む(夜景は非常に難しい)
  プリントしてスキャナーで取り込む(簡単だけど、プリント以上には取り込めない)
  フォトCDやCDRに入れてもらう(技術者の腕次第で画質が決まります)
どれを選ぶにしても手間とお金がかかります
それを考えると、多少の性能には目をつむってデジカメを選ぶのが賢明でしょう
プリントしない前提なら、昼間の画質はフィルムカメラを越えていますから


2.三脚は必需品
 
三脚は大きく重い物ほど良いです
軽くてへなへなの安物は、昼間のセルフタイマー撮影にしか使えません
軽くて丈夫なカーボン製の三脚も長時間露光には不向きです
冬の展望台は、風が強く三脚が軽いとブレるどころか三脚ごと飛ばされてしまいます
展望台には普通転落防止のフェンスがありますが、三脚にはフェンス+50cm以上の高さが必要です


3.ケーブルレリーズまたは、リモコンレリーズ
 
カメラで設定出来るシャッタースピードまでは、セルフタイマーを使うことも出来ますが、
バルブ撮影は、これらがなくてはできません
いくら丈夫な三脚を使っても、手でシャッターを押すとブレます
最近のリモコンレリーズは、時間設定ができる物もあり便利ですが高価です
デジカメの場合リモコンレリーズしか使えませんが、非常に高価な物しかない場合があります
ケーブルレリーズが使える昔のカメラなら、¥800位なので安上がりです


4.撮影媒体(フィルム・メモリーカード)
 
メモリーカード類
(デジカメの場合)
圧縮率を上げるとjpegノイズが目立ちます
夜景の場合は特に目立ちますので、メモリーはたっぷり載せて高画質で撮影します
高感度フィルム
コンパクトカメラの場合、シャッタースピードをあまり長く出来ません
その場合、高感度フィルムの使用は効果的ですが、画質が落ちます
ポジフィルム
近景やイルミネーションの場合、露出がピッタリ合えば抜群に綺麗に写ります
ただし、撮影になれた場所でも、何枚か露出を変えて撮影する必要があります
旅先などで、夜景露出を決定するには長年の経験(失敗)が必要になります
また、許容度が低くく、対象物を決める必要がありますので、
様々な明るさが混ざっている遠景夜景には向きません
空の色を出すことだけ考えて、街の灯りはおまけ程度の撮影になります
ネガフィルム
抜群の許容度がありますので、初心者や旅先での撮影に最適です
三脚を使う場合は、いくらでも長時間露光出来ますので高感度フィルムは必要ありません
私はバランスの良い ISO100 のネガフィルムを主に使っていますが、
よほど露出が短くない限り確実に写ります
一眼レフの場合はレンズの解像度が良いので、解像力の優れた ISO 50 を使う手もあります

 夜景撮影で重要な事はどれだけ経験(失敗)したかです
 まず撮影しないと、何もわかりません
 夜景撮影のノウハウをインターネットで探している暇があったら、夜景撮影に出かけましょう

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