「瀬戸の夜景」夜景撮影研究室 vol.3
ネガフィルムとの比較(1)
比較用にデジカメ撮影直後、一眼レフにて同地点を撮影しました。
デジカメの、ISO100モード・F2.8に合わせるため、
フィルムは、ISO100のリアラエースでレンズもF2.8を使用しています。

表を見る上での注意点:
フィルム画像は、スキャナーで取り込んでいますので、
フィルム上に、この明るさ・色で写っていると言うことではありません。
あくまで、スキャナー取り込みの一例と思ってください。(色や明るさは、取り込み時に大幅修正出来ます)
2段目の画像は、比較できるようにデジカメ画像と明るさが合うように取り込んでいます。
デジカメ画像は、普通このまま使用しますが、
フィルムの方は、通常フォトレタッチを前提として取り込みます。
  F2.8 1/8秒 F2.8 1/4秒 F2.8 1/2秒 F2.8 1秒 F2.8 2秒 F2.8 4秒 F2.8 8秒 F2.8 15秒 F2.8 30秒 F2.8 60秒 F2.8 120秒
デジカメ画像のサンプル 未撮影 撮影不能
フィルム画像

15秒画像にて
スキャナーを設定 →
フィルム画像

1秒画像にて
スキャナーを設定 →

フィルム画像

120秒画像にて
スキャナーを設定 →
このあたりの露出はアンダーですので、明るく取り込んでも全体が白っぽくなります   2段目の取り込みでは露出オーバーになっていますが、取り込み方を変えれば、明るい部分も写っていることが解ります
総評:
デジカメは、コントラストが高く露出に対し非常に敏感です。
サンプル撮影した尾道水道の場合、使えそうなのは2〜8秒の写真です。
ただ、8秒撮影の写真は、別項に載せているようにノイズが多く大きなサイズで掲載するには問題があります。

ネガフィルムは、コントラストが低いため使える露光範囲は1〜30秒以上と極めて広範囲で、
2倍の露光変化で、やっと差が解る位です。
また、スキャナーで取り込む為、取り込み時の調整や取り込み後のフォトレタッチが必要になります。
サンプル画像のように、スキャナーまかせでは、変な色になってしまいます。
フォトレタッチ後の画像は、別項にて紹介します。

夜景写真としての大きな違いは、左下の照明灯のにじみ具合と、
この写真で大きなウエイトを占める海に映る光のたなびき具合です。
この2つは、デジカメとネガフィルムの素性の違いをよくあらわしています。

注意:
ネガフィルムの撮影は、デジカメと条件を揃えるため、F2.8の単焦点レンズを使用しましたが、
安いズームレンズはF4.0位が普通です。
F4.0で撮影する場合、撮影時間を倍にすると、ほぼ同じ露光になります。

F2.8 4秒 = F4.0 8秒
F2.8 4秒 = F5.6 16秒
F2.8 4秒 = F8.0 32秒

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